2007年07月09日

コンデンサ爆発の調査

コンデンサ爆発の原因を調査してみた。
爆発したのは12Vのパスコンに使用しているタンタルコンデンサだ。昔、タンタルコンデンサの故障モードは短絡なのでパスコン等には使わない方がよいなんて事も言っていたが、導電性高分子系素材は気にせずに使用している。また、これは耐圧マージンも余り必要ない事は分かっていた。

そんな事が頭にあったので耐圧16Vのタンタルを12Vのパスコンに使用していた。でも型番を調べると爆発したコンデンサは二酸化マンガン系素材だった。二酸化マンガン系は耐圧の30%から50%程度の電圧で使用する事が推奨されている。これでは大幅な推奨範囲オーバーだ!
これが原因か?と思ってマニュアルを見たが推奨範囲を超えることによって故障率が変わるらしい。故障率が変わるのであれば電源投入と同時に爆発するのはやはりおかしい。
考えても分からないので知り合いの技術者に聞いてみた。色々と教えてもらったがメーカの推奨している耐圧マージンは簡単に言うと「短絡保険」との事で導電性高分子系はヒーリング効果(短絡した時の温度上昇でインピーダンスが上がる)があるので耐圧マージンは余り必要ないような感じの事だった。
これをふまえ、今回の12Vのパスコンは耐圧16Vの導電性高分子系に変更しようと思う。
爆発から部品選定ミスが判明し助けられる形になったが、やっぱり爆発は納得いかないのでメーカに調査依頼しようと思う。

次回からは部品選定は型番を確認して慎重に行うようにしたい。



投稿時刻(21:36)│コメント(2)日記 

この記事へのコメント

1. Posted by E−EF8   2007年11月04日 17:58
今更ですが吸湿した高分子系、タンタルコンデンサはまれに故障することがあるので湿度管理されていない場合には注意が必要です。

後はご自身でも言われているようにマージンを十分に確保しましょう。(トランジェント成分でも耐圧オーバは許容されないので注意が必要です)
2. Posted by たーぼ   2007年11月06日 14:31
E−EF8さん、こんにちわ。
コメントありがとうございます。

>吸湿した高分子系、タンタルコンデンサはまれに故障することがある
初耳です!故障ってやはりショートですよね...?そうだとすると恐ろしいです...

でも、うちの基板は温湿管理されたサーバ室で使われるので問題ないと思います。

情報ありがとうございました。

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